幼少期の父の荒れ果てた姿
★「父が起こした交通事故」
私が5歳の時、父が交通事故を起こした。
相手の方は、亡くなってしまった。
両親は彼らの実家や、被害者のご家族の方に挨拶にいった。
この事故を通して家族の関係性が崩壊に向かっていった
父は元々大酒飲みで、ヘビースモーカーで、ギャンブルも大好きであった。
交通事故が起きてから、父の悪い癖がさらに顕著になった。
父はしばらく車にも乗らなかったし、相当な罪悪感に苛まれていたのだと思う。
相手の方が亡くなったこともあり、サバイバーズギルトに陥ったと考えられる。
★「両親の不仲」
私が小学校に入った頃、母と父は声を荒げて喧嘩していた。
母は布団にうずくまって大声で泣いていた
丸くなって誰もを拒絶するような母の姿はとても鮮明な記憶として残されており、今でも思い出すと大きな不安に駆られる。
父の母に対する言葉の暴力は頻繁にあった
父は母に「お前は親戚中みんなから嫌われている」「ぶた」「でぶ」と毎回言っていた
兄は両親の喧嘩に対して知らぬ存ぜぬだった
私は家族で頼れる人がいなかったが、兄だけはよく面倒を見てくれていた。
お互い何でも言える関係であり、恋愛の話などもよくしていた。
両親喧嘩がヒートアップしたとき、「荷物まとめて祖母の家に避難してきな」と言うような妹想いの優しい兄だった。
次回は
「幼少期の後何が起きたのか、、、、。」