毒担任に人格否定されて母をかばった小学校時代
★毒担任による頭ごなしの批判
小学5年生の時は、担任の先生と相性が悪く、反発的な行動が増えた。
先生は頭ごなしに私のことを批判してきた。
ほかの先生も含め、誰一人として、「何かあった?お家で眠れていないのかな」とは聞いてくれなかった。
行動面のみを見て、ただ叱る。
「あの行為はだめだったよな、わかるか?」
わたしは訳が分からずに何も応えず、ただ泣いていた。
ようやく自分の家庭が普通ではないことに気づかざるを得なくなってきた。
自分の家庭への怒りや悲しみを、誰にも言えないことがつらかった。
言ってはいけないことだと思っていた。
ちなみに私は担任からの個別指導の多さにうんざりしていたが、
周りの子からは、あの子だけ先生に気にいられている。気にかけてもらっている。と思われていたらしい。
小学6年生、褒めるのが上手な先生が担任になった。
その先生は私のことをほめちぎってくれたし、学力も認めてくれたため、成績もものすごく良くなって、問題行動もある程度落ち着いた。
クラス内は派手な子が多く、意見をはっきりと言える子が多かったため、おしゃべりで攻撃性の高い私には居心地が良く感じられたのかもしれない。
★お母さんに対する周りからの評価を気にする毎日
お母さんを守りたかった。
お母さんが学校から否定されること、親戚から責められること、祖母から心無い言葉を言われる機会を少しでも減らしたかった。
父は母によく言っていた。
「お前は親戚中みんなから嫌われている。」
母は私によく言っていた。
「私がこんなんだからだめなんだよね。ごめんねこんなお母さんで。お母さんだめだね。」
私がいい子になれば、お母さんが誰かに責められることなく、褒めてもらえるだろうと思った。
お母さんのために、いい子でいなければならないと思った。
義務というよりも、私の願望だったと思う。
みんな聞いて、お母さんこんなに頑張っているんだよ。
もうこれ以上お母さんのこと責めないであげて。
お母さん壊れちゃうよ。
次回は、、、「いじめに対するなりふり構わない攻防」